愉悦という単語をアニオタに周知させたのはこの言峰綺礼だと私は思います。
今回この記事で、言峰綺礼をより好きになってもらいたいと思います。
言峰綺礼
出典 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ 公式サイト
年齢 | 38歳あるいは34歳 |
身長 | Fate/Zero→185cm Fate/stay night→193cm |
体重 | 82kg |
妻子 | 妻 クラウディア・オルテンシア 娘 カレン・オルテンシア |
好きな食べ物 | 紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐 |
攻撃手段 | 八極拳から独自に改良した「マジカル☆八極拳」 黒鍵 洗礼詠唱 |
天敵 | 衛宮切嗣 |
職業 | 神父 |
サーヴァント | ZERO→最初アサシン「百貌のハサン」、後半アーチャー「ギルガメッシュ」 stay night→ギルガメッシュ、ランサー |
CV. | 中田譲治 |
Fate/stay nightの聖杯戦争において、中立地帯である協会があります。第五次聖杯戦争で言峰はその協会の監督役を父から受け継いでいます。
言峰は前回の聖杯戦争にも参加しており、そこで一度衛宮切嗣に殺されています。言峰のサーヴァントであるギルガメッシュが聖杯の泥(この世全ての悪)を浴びることで、ギルの魔力供給の経路(パス)から、言峰の肉体まで到達し、負傷した体を蘇生させました。
第五次以降の言峰の心臓は、聖杯の泥が心臓のかわりを果たしています。そのため、HF√でハサンの宝具「妄想心音」は効きませんでした。
言峰の妻→クラウディア・オルテンシア 娘→カレン・オルテンシア
言峰には、第四次聖杯戦争以前に既に妻子がいました。
しかし妻のクラウディアは第四次聖杯戦争が始まる前に自害をしてしまいました。
言峰は自身が欠落していると自覚し、それでも人並みの幸福を知ろうと、病に体を蝕まれた残り数年しか生きられない一人の女を愛しました。
子もなしたが、言峰の歪んだ気持ちは変わらず、幸福は女の苦しみであり、我が子の絶望に他ならないと語っています。
私はお前を愛せなかった。と言峰は妻に対して言いますが、妻は「いいえ。貴方は私を愛しています」と微笑み、命を断ち言峰は悲しみました。
しかし言峰は「なんという事だ。どうせ死ぬのなら、私が手を下したかった」と女の死を愉しめなかったという損得勘定で悲しんでいたのですね。
出典 TYPE-MOON Fate/hollow ataraxia 公式サイト
娘であるカレン・オルテンシアは、本編のstay nightでは登場せず、Fate/hollow ataraxiaでヒロインとして登場します。
言峰とカレンは、カレンが生まれて間もない頃から別々で生活しておりますので、カレンが言峰を父だとは知りません。
言峰は自分の好きなものほど不幸にしてしまうタイプで、それを無意識のうちに自覚し、それで愛しているからこそ離れたのではないのでしょうか。
好きな食べ物 紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐
出典 Amazon Fate fgo 言峰綺礼 ステッカー 箱 公式サイト
言峰は激辛麻婆豆腐が大好物で、FateのHF√でも士郎を連れて中華店へ行き、そこで激辛麻婆豆腐を注文して食していました。
さらに「プリズマ☆イリヤ ドライ!!」では言峰自らラーメン屋(何故?)を開業してそこで麻婆を振舞います。しかもなぜかどんな注文をしても必ず麻婆ラーメンしか出しません(笑)
言峰綺礼の攻撃手段 マジカル☆八極拳、黒鍵、洗礼詠唱(キリエ・エレイソン)
言峰は、教会の異端審問員であり、教義に存在しない異端を力ずくで排除するいわゆる「代行者」という側面もあり、代行者が使用する「黒鍵」を投擲したり、接近戦で剣のように攻撃したりします。
そして言峰は父から八極拳を教わり、それを独自に改良して人体破壊に特化した八極拳「マジカル☆八極拳」を行使して相手を翻弄します。
上記二つだけで、HF√ではサーヴァントであるアサシンクラスの呪腕のハサンを相手取り、八極拳と黒鍵で一時的に動けなくさせるほど強いです。
さらに、HF√においてアサシンのマスターである間桐臓硯を洗礼詠唱で消しています。
出典 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ 公式サイト
洗礼詠唱とは、聖堂協会の代行者が習得し行える簡易魔術儀式の1つで、主の教えに基づき、迷えし魂をあるべき「座」へと環らせるものです。
肉の身より離れ、鎖狂いながらも世に迷う魂を「無に環す」摂理の鍵で、最大の対霊魔術です。これは人外であればあるほど有効な魔術で、間桐臓硯は肉体を蟲に置き換える魔術で既に500年も生きた人外になっていたため、洗礼詠唱が有効でした。
洗礼詠唱の詠唱をのせておきますのでご参考までに
- 私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない。 打ち砕かれよ。 敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。 休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる。 装うなかれ。 許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を。 休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。 永遠の命は、死の中でこそ与えられる。 ――――許しはここに。受肉した私が誓う ――――この魂に憐れみを(キリエ・エレイソン)
天敵である「衛宮切嗣」
衛宮切嗣は衛宮士郎の育ての父親であり、第四次聖杯戦争の参加者です。
世界のすべての人を幸せにするために、正義の味方として聖杯戦争に勝ち残り、聖杯に願いを叶えるべく言峰たちと戦います。
言峰は最初、切嗣と自分は同じ人間だと思い好感をもっていました。
しかし自分が望んでも手に入らなかった「普通の幸福」を、切嗣は自分の目的のためにその手に入れていた幸福を捨てました。
言峰にとっては、その子どもじみた目的のために自分が欲しくても手に入らないものを捨てたことに怒りを覚えたんですね。
言峰視点にたって考えれば、子供の頃から自分のことで苦悩し、それのせいで自分の妻を自害させてしまったのに、普通の幸福を手に入れていた者が願いのために捨てたと知れば…まぁ思うところはありますね。。
言峰のサーヴァント ZERO時 stay night時
言峰は第四次聖杯戦争、第五次聖杯戦争ともに参加しておりますが
第四次聖杯戦争では、最初アサシン「百貌のハサン」、後半アーチャー「ギルガメッシュ」をサーヴァントとしています。
対して第五次聖杯戦争では、stay night→ギルガメッシュ、ランサーをサーヴァントとしています。
真名を「ハサン・サッバーハ」といい、イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主19代目「山の翁」です。
他の歴代ハサンとは違って、肉体改造は施さずにアサシンとなりました。老若男女ありとあらゆる変装をして、性格すらも変えることができ、諜報として優秀なサーヴァントです。
宝具「妄想幻像(ザバーニーヤ)」は、生前の多重人格を原典とした宝具です。人格それぞれで最大88体まで分裂して行動することができます。
ハサン本人が把握している人格は
- 基底のザイード
- 怪腕のゴズール
- 迅速のマクール
とされ、見た目も上記写真の女性や、男といった様々な見た目をしています。
FateHF√で登場したアサシンもハサンですが、呪腕のハサンのもつ宝具「妄想心音(ザバーニーヤ)」とは異なるのがわかりますね。こちらの場合は、ハサンの指を相手の心臓のある胸部に当てると、ハサンの手に相手の心臓を具現化してもってくることができ、それを潰して相手を倒します。
第四次聖杯戦争の序盤でアサシンを失い、後半はギルガメッシュと契約してそのまま第五次聖杯戦争まで共に行動し、第五次聖杯戦争が始まるころには、ランサーを2人目のサーヴァントとして契約します。
ギルガメッシュについての記事はこちら
ランサーについての記事はこちら
CV. 中田譲治
言峰綺礼の声を演じてらっしゃるのは中田譲治さんです。
他作品の代表キャラとしては
- ケロロ軍曹「ギロロ伍長」
- BLOOD+ 「アンシェル・ゴールドスミス」
- 宇宙戦艦ヤマト2199 「ヴォルフ・フラーケン」
- 空の境界「荒耶宗蓮」
等、たくさんの作品で活躍しています。
とても個性的なイケメンボイスでアニメオタクの男なら誰しも一度は真似をしたことがあるのではないでしょうか?
まぁ私は真似しましたけどね(笑)
コメント