こちらの記事では、移動平均線並みに利用者が多い『トレンドライン』、いわゆる『ライントレード』の際に使うものをご紹介・解説をしていきます!

このように、チャートに対してラインを引いて、トレンドが発生しているのか、またそのトレンドはどのくらい強いのか等を確認する時に使います♪
このライントレードは、非常によく使われるトレード方法で、私も度々使用しています!

みんなが使っているならやってやるぞォォォォ!!
しかし、初心者の頃から上手くラインを引くのは難しいと思います。なぜなら、このラインは引こうと思えばどんな角度からでも引けちゃうからですねー…
ですが適切な位置にラインを引くことができれば、専業や稼いでいる兼業のトレーダーたちと同じようなチャートを見ることができちゃうわけなので、このトレンドラインの技術は時間がかかっても身につけたほうがいいですよ♪
トレーダーたちから大人気な移動平均線を解説した記事もありますので、気になったらどうぞ♪
トレンドラインの引き方
引き方自体はとても簡単
トレンドラインをチャート上に引くこと自体はとても簡単です。

見やすいように、実際のチャートではなく、絵を描いてみました!
このようにトレンドが発生している時、上昇トレンドなら、一旦押し目をつけて谷になっているところ、下降トレンドなら一旦戻りをつけて山になっているところを、それぞれラインが合うように引けばいいだけだからです!
トレンドの起点となる最初のポイントと、最初に押し目をつけた位置の2点さえあれば、トレンドラインは引けちゃいます。
実際のチャートではこのような感じになります!

このように、2点を引くことができたら、この先のチャートが形成される時、反発することが期待できます♪
特に、2点目以降の3点目は反発する可能性が大きいので、積極的にエントリーしたいですね。
①ボラが激しい時やレンジ時ではなく、緩やかにトレンド形成している時は引きやすい
②上位足でラインが引きにくいなら下位足でラインを引く
緩やかにトレンド形成している時は、ラインを引きやすい
緩やかにトレンドが発生している場合は、基本的にラインが引きやすいです。


この2つのトレンドライン、いずれも緩やかに形成されていますね。

緩やかというか、結果的に綺麗なトレンドになっているね。
こういった時、ラインに再び当たって反発したら、頃合いを見計らってエントリーがしたいですね♪
上位足でラインが引きにくいなら下位足でラインを引く
上位足で、めちゃくちゃトレンドが強い相場の時は、トレンドラインが引けないほど強いです。
そんな時は、いつもラインを引いている上位足で引くのではなく、その銘柄の下位足でトレンドラインを引いてあげるのが最適です♪

この画像は日足チャートです。
例えば、白丸のような強いトレンドの時、既にラインを引いてはいますが、これほどトレンドがでてラインから離れていては、この白丸でエントリーするのは難しいですよね。
ところが、これを1時間足チャートで見てみると…?

このように、1時間足の中でトレンドラインを新しく引くことができ、その中でエントリーができそうですね!
1時間足でラインを引くことになるので、エントリーポイントを探すのは、15分足等のさらに短期足になると思います。
実際にエントリーをするとなると、他にもインジケーターやローソク足の分析をすることにはなると思いますが、このように下位足でラインが引けることは覚えていてくださいね♪
トレンドラインタッチでエントリーよりも、反発を確認してから!

トレンドラインにローソク足がタッチしたからエントリィィー!
これは正直あまりおすすめしていません…。
なぜかと言いますと、冒頭で説明した通り、人によってはどの角度からでもラインをひくことができちゃいます。
もっと良いところでエントリーして多くの利益をとれたはずが、全然利益とれなかったことや、ダマシの反発でトレンドが転換して、損切りに遭った等。
そういったことも十分考えられます、そのため安易なエントリーは危険です!

それならどうする?
それは簡単です。しっかりラインを反発して上昇(上昇トレンドの場合)してくれるサインをチャートが示してくれた時に、エントリーをして利益を獲得するのです!

例えば、このように上昇トレンドが形成されている時に、ここで一度反発したとします。
ですが本当にこれは反発してこの後上昇してくれるのでしょうか?
そこで『下位足』を参照してみましょう!

するとこのように、しっかり上昇トレンドを形成するように反発して上昇していますね!
下降トレンドが形成されている時の最後の戻り高値を、反発後の上昇が上に抜いたことと、その後の押し目も最後の戻り高値を下抜けせず、サポートして上昇したことで、さらに上昇する材料ができましたね♪
エントリー根拠ができましたので、実際のトレードの際は、念のため他の分析も行ってからロングエントリーを行うことになります♪

大空へ飛び立て!俺のお金ェェェ!!!
損切りする基準
仮にトレンドラインを使っている時、上昇を狙ってロングを入れた場合にラインを下に抜けてしまったとしましょう。

や、やばい!分析が外れたか!?
そんな時、すぐに決済してしまう人もいるかと思いますが、私個人の考えとしては、すぐに決済をせず、前回の押し安値(戻り高値)を超えてしまったら売るのが良いと考えています。

この時はまだ全開安値を超えていないのでセーフ!


安値下に抜けたから、ここで損切りというわけだね。
私はこのような方法を推奨しています。
結局、誰でも色んな角度から引けちゃうトレンドラインというだけで、自分が引いているラインが正しいわけでもありません。
全ての答えは市場が決定します。
自分が引いたトレンドラインを下抜けしてダマシで戻ってくることもあるのです。それに引っかからないためにも、誰が見てもわかる全開安値(ダウ理論的にはここを超えないかぎりトレンドは継続する)を決済ラインをしてみています。
利益確定する基準
利益確定をする際、私はトレンドラインを割る時のローソク足の動きを重視しています。
例えば、上昇トレンドを形成している時に、陽線から陰線が目立ち、大きな上髭の陰線を作ってラインを割ったりと、そういったことが起きたら利益確定を検討しています♪

図にするとこんな感じですね!
トレンドラインのみで決めるわけではありませんが、これを決済の根拠の1つとして捉えるようにしています♪

損は素早く、利益はおそ~く。ね♪
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