こちらの記事では、ファンダメンタルズ分析と呼ばれる分析方法について、詳しく解説していきたいと思います♪

聞いたことあるよ、なんかテクニカル分析みたいにチャートをいじるんじゃなくて、ニュースとか指標とかを見るんでしょ?
その通りです!こちらのファンダメンタルズ分析は、主にニュースサイトや経済指標等を駆使して、客観的に現在と未来、どの方向にチャートは動いていくのかを分析し判断する分析方法です☆
理論・分析編
分析には2つに分類できます!
- テクニカル分析
- ファンダメンタル分析
この記事ではファンダメンタルズ分析をご紹介していきますね♪

ファンダメンタルズ分析って難しいって聞くけど、本当にそれで勝っている人はいるの?
このファンダメンタルズ分析を利用して勝てている人はもちろんいます!というか、機関投資家たちなんかは、顧客のお金を使って運用してるのでそうしないとマズいです(笑)
さらに、個人トレーダーの中には、ほぼファンダメンタルズ分析のみで何億円と稼いだトレーダーもいるくらいです…!(私も初めて知った時はマジで驚きましたよ…💦)
このyoutubeチャンネルは『JIN FX』さんというよくFXで損失を出していることで有名なプロトレーダーの方のチャンネルですが、そこで紹介されたスパシーバさんという方は、国家の政策金利の金利差を利用して、2023年の時点では既に+40億円も稼いでいるという偉業を成し遂げているファンダメンタルズ分析派トレーダーですッ!
テクニカル分析を導入して安定的に勝ててきたと、この動画内で言及をしていますが、それでもファンダメンタルズ分析のみで何億と稼いでいるのは凄いとしかいいようがありませんね💦
ファンダメンタルズ分析には、テクニカル分析のように多くの情報がありますので、3記事に分けて、それぞれ解説していき、読者の皆様にファンダメンタルズ分析の理解を深めていってもらいたいなぁ~と思っていますので、よろしくお願いしますね☆
[①ファンダメンタルズ分析]ファンダメンタルズ分析の仕組み
[②ファンダメンタルズ分析]絶対理解しよう!専門用語!
[③ファンダメンタルズ分析]絶対知っておくべきファンダメンタルズ系のインターネットサイト!
今回、一番上の[①ファンダメンタルズ分析]ファンダメンタルズ分析の仕組みについて、解説していきますね♪
ファンダメンタルズ分析とは
まずこの分析の定義からささっと始めましょう!

FXにおけるファンダメンタルズ分析を解説しますよ~!
ファンダメンタルズ分析は、通貨の価値に影響する国の経済指標(雇用統計等)や政策、また地政学的リスク(国家間の戦争、選挙等)を分析することを言います。

それによって、その国の通貨は買ったり売られたりと価値が日々変動しているわけですね!
通貨の信用と変動要因
通貨の価値の例をご紹介しますと、例えば日本円やスイスフランなんかは、不安定な情勢の際には、買われる要因の通貨です。
日本 | ・対外資産世界一(つまり世界でもトップの海外にお金を貸している国)→戦争やその他危機があると、それらの投資を解消して円に戻す動きが考えられる ・低金利通貨→平時は円を借りてドルで運用するから、有事にはその逆の動きでドルを売り、円を買う動きが活発になる |
スイス | ・世界でも有数の永世中立国→戦争に巻き込まれる心配がない中立的立場を維持 ・スイスは経常黒字国で、対GDP比における政府債務残高が低い→通貨状況も安定していると市場が判断している ・世界中の富裕層が資産を預ける金融国家 |
このように、世界中から評価されているため、まるでゴールドのような安全資産として扱われているのですね

もし、今後どこかの情勢が不安定になる時はスイスフランとかでトレードしてみるのもアリ!
一例として、2022/2/24(木)ウクライナとロシアの有事の時のチャートをご紹介しますね。ウクライナがNATOに入ろうとしていたため、対通貨ペアはユーロとしています。
ユーロスイス 日足

ユーロ円 日足

24日のローソク足にカーソルを合わせて、点線が表示されているのが見えると思いますが、この通り初日に陰線をつけ、その後も数日間下落が続きました。
これは地政学的リスクを考え、発生時に急いで円やスイスフランを買い始めた市場参加者によるものです!

ウクライナと場所も近いし、話の争点の国だしな、確かに売られるね。
ファンダメンタルズ分析は予測ではなく、実際に起こってから動こう
ファンダメンタルズ分析は、ニュースや経済指標の結果を見て、分析してトレードを行うことを指します。

今回の 雇用統計は良い結果になると予想!つまりドル円ロングしてやるぅぅぅ!!
このような考えで事前にエントリーしてしまうのは危険です。なぜなら市場で織り込み済みの可能性もあり得るからです!

織り込み済みってなんなんだ??
織り込み済み
織り込み済みとは、市場参加者たちがその国の経済状況や今後の政策などをもとに、あらかじめこの方向に動くだろうと予測し、それを事前に価格に反映させている状態のことをいいます。
なので、仮にアメリカの雇用統計が予想や前回値よりも良い結果だったとしても、その直後下落する可能性も秘めていることを覚えておきましょうね♪
また、「利上げの可能性が高い」と市場が考えた時、実際に利上げが発表されても価格があまり動かないのは、すでに織り込み済みだったから、ということもありますよ!

もしスキャルピングやデイで経済指標トレードを狙っているなら、発表直後を狙うよりも、発表後数分or数十分経過して流れを掴んでからの方がおススメよ☆
各国それぞれのファンダメンタルズ要因となる特徴を抑えておく
例えば
- 中東は、原油産出量が多く、エネルギー市場に大きな影響力を持つ
- オセアニア(オーストラリアやニュージーランド)は、資源が豊富で中国やアジア諸国に大量に輸出している
- ロシアは天然ガスを含め、たくさんの資源が豊富
等、国ごとに特徴がありますので、それも覚えておく必要があるでしょう☆

上記リストに挙げたロシアの天然ガスに関して、ウクライナとの有事の際は、こんなに上昇しているのが分かります♪

人道的にも日常のガス価格的にみたら、嬉しくはないけど…トレーダーとしてみたらすごい魅力的な相場だよね…。
実際に、ニュースなどでその国に問題が起こった時はその国で扱っている資源価格が高騰したり、その国の通貨が買われたり(売られたり)するので重要です!

ゆっくり覚えていきましょーーーーう。
ファンダメンタルズ分析のみトレードは不安→テクニカルも混ぜる
記事最初の方で、ファンダメンタルズ分析のみでのトレードで何億円も稼いだスパシーバさんのように、大金を稼ぐことは人によっては可能かもしれません。
しかし、全員がスパシーバさんのようなトレードができるわけではないので、基本的なトレードスタイルは、他のプロたちもやっているファンダメンタルズ分析×テクニカル分析スタイルでいったほうが無難です♪
ここにテクニカル分析で学ぶべき理論や分析ツールについて詳しく書いた記事がありますので、そちらでテクニカルも身につけましょう!
そして一緒にトレードを謳歌しようではありませんかァ~!
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