ども!最近ささみを食べているんですけど、やっぱり油身が全然ないからモモ肉とかに比べて具材そのものを楽しむのは難しいと感じている今日この頃。
節約志向の吾輩は、物価が上がってきた対策として高たんぱくのささみを食しているのであります!
まぁ日常の話はこの程度にして、今回の記事はライントレードの1つ水平線について詳しく解説していきたいとおもいます♪
ライントレードには2種類あります。
- 水平線
- トレンドライン
このようにライントレードにはトレンドラインもございます。トレンドラインを知らない方は、私が書いたトレンドラインの記事を参考にどうぞ♪
水平線とは、字の如く水平に引く線のことですね~。

こんな感じで、チャート上に横線を引くことを水平線って言うんですね!
これの使い方について解説していきます!
水平線
ある程度FX、つまりトレードの勉強をされた方であれば、一度は耳にしたことがあると思いますが、チャートには「サポートライン」や「レジスタンスライン」といった重要なラインが存在します。
たとえば、サポートラインについて考えてみましょう。
上昇トレンドの最中に、一時的な調整(下落)が入り、特定の価格帯で2回ほど反発した箇所があったとします。
その後、再び価格が上昇し、また下落してきたとき、「次はどこまで落ちるのか?」という場面で、その反発した価格帯が意識されるわけです。
このように、過去に何度も反発が起きたポイントに引かれる線を、サポートラインと呼びます♪
水平線は横に線を引くだけではありますが、その種類は結構あります。
- サポートライン(支持線)
- レジスタンスライン(抵抗線)
- キリ番(ラウンドナンバー)
- 過去の高値・安値ライン
- ネックライン
- レンジの上限と下限
これから、これらの違いを解説したあと、実践方法についても詳しく解説しますね♪
サポートライン(支持線)

サポートラインとは、価格が下がってきたときに、過去に何度も反発した価格帯に引かれる水平線のことをいいます。
サポートラインが機能する理由としては、以前その価格で反発した経験があることから、買い手が集まりやすいという心理的要因があります。
実際に日足や週足なんかも見てみると、1990年代とかまで遡ってサポートラインが効いている時なんかもありましたねぇ~

始めたての頃は、そんなところまで市場は気にしているのか!って関心したものです☆
下落が反発しているため、このラインで『指値買い』を行ったり『損切り売り(売りの決済だから上昇要因)』を仕掛けている人もいます。→買い圧力
レジスタンスライン(抵抗線)

レジスタンスラインとは、価格が上昇したときに、過去に何度も跳ね返された水準に引かれる水平線のことをいいます。
このレジスタンスラインが機能する理由としては、サポートライン同様、以前このラインで反発した経験があることによる心理的要因です。
基本的にサポートラインの逆って考えてもらって問題ないです☆
レジスタンスラインも、この価格帯で売り注文を入れている人が多いから反発するということなのです♪
キリ番(ラウンドナンバー)

キリ番はラウンドナンバー(ラウナン)ともいいますが、これは『100.000』や『150.000』といったキリの良い数字の価格帯のことを指します。
このような価格が意識される理由としては、人間の心理(キリの良い数字が大好き)が関係しています。人間は自然とキリの良い数字を選ぶ傾向にありますので、それが相場にも反映されているというわけですね♪

人間が自然と美しく感じる黄金比(ピラミッドの形状とか美人顔とか)がトレードのフィボナッチリトレースメントに反映しているのと似た感じだね。
過去の高値・安値ライン

過去の高値・安値ラインとは、特定の過去の時間軸で、最も高かった価格 or 低かった価格のことをいいます。
過去の高値(安値)であり、現時点ではまだその価格に達していない場合でも、『過去に強く意識された水準』=今後も反応しやすいかもという予測的な意味合いで使われます。
つまり、これはのちにレジサポラインの候補になるというわけです。
ネックライン

ネックラインとは、チャートパターンの“境目”や“分かれ目”となる水平ラインのことで、価格がそのラインを明確に割ったり超えたりすることで、トレンド転換のサインとなる重要なラインです。
たとえば、ダブルボトム・ヘッドアンドショルダー・ダブルトップなどのチャートパターンを形成するときに、ネックラインを引くことができます。
これらのチャートパターンは、トレンドの転換点として多くのトレーダーに注目されやすいため、ネックラインが引けるかどうかを意識してチャートを見ることが大切ですね。
レンジの上限と下限

レンジの上限と下限は、字の如くレンジ相場で、価格が一定の幅の中で上下に行ったり来たりしている状態のことです。
レジスタンスラインとサポートラインが機能し、その中を行ったり来たりして、トレンドがない状態になっています。

レンジの上限と下限というだけあって、ここはやはり逆張りができちゃうわけだね。
水平線を使った実践方法
水平線の種類をご紹介してきましたが、ここからどう使うのかを詳し~く解説していきますね♪
トレンド相場の時
トレンド相場の時は、主にブレイクアウトエントリーや、買いでエントリーする場合はブレイクした後の押し目をつけた時等に入ることができます。

買い目線の場合、ローソク足が水平線を上にブレイクしたタイミングで“飛び乗りエントリー”を狙うことができます。
また、ブレイク後に上昇が一服し、調整波としていったん下落→再び水平線付近で反発を確認できた場合、そこでも買いエントリーが可能です☆
⚠️ただし、ブレイクアウトエントリーは「フェイクブレイク(ダマシ)」に注意が必要です!
また、上記で解説した**『ネックライン』**についても、そのラインを明確に超えたと判断できれば、トレンドフォロー型の買いエントリーが可能です♪
ただしこれも同様に、ネックラインをしっかり“超えた”と確認する前に入ると、調整波の中で逆方向に進んでしまうリスクもあるため、慎重に判断しましょう。

こちらはドル円15分足のチャートですが、左側でレンジを形成しており、そのレジスタンスラインを上抜けして力強く上昇した後、押し目をつけて再び上昇する動きが見られます。
このような場面では、『ブレイクアウトエントリー』や『押し目でのエントリー』が有効に使えますね♪
レンジ相場の時
レンジ相場の時は、たくさん機能します。レンジの上限と下限の時は、

このように、逆張りをして利益を稼ぐ手段として使えます♪
ただ、『反発しまくりじゃん!もうどんどんエントリーしちゃえ!』みたいな感じで100%反発する前提で考えて逆張りするのは危険なので、ちゃんと損切りラインも考えてエントリーしましょうね!

こちらはドル円15分足のチャートになります。
何度も反発されているのがわかりますね!
こういうところで逆張りをする時のコツ!
短期足でレンジになっているときは、長期足のトレンド方向に沿って逆張りエントリーを狙うのがオススメです。
一見すると短期足では逆張りに見えますが、長期足で見れば順張りの形になるため、心理的な負担が軽減され、ストレスも少なくなります☆
キリ番(ラウンドナンバー)の場合
キリ番は、市場参加者が特に意識しやすい価格帯であり、そこで勢いよく反発したり、何度も“ダマシ”が発生したりすることもある、非常に重要でありつつも難しいポイントです。

これはドル円日足チャートですが、ここ数年で明らかに何度も意識された値動きをしているのが分かりますね。
特に一番左の長~い上髭陰線なんて、明らかに意識されたプライスアクションをしています!

こちらは日足チャート画像の一番右の青丸を1時間足で拡大した画像になります。
短期足だと、一目で反発しているのが見て取れますね♪
過去の高値・安値ラインの時は、過去の高値・安値近辺で決済しておこう
上記で解説しました『過去の高値・安値ライン』の相場で、再び上昇(下降)トレンドが始まり、その辺りでエントリーをした後、その高値(安値)に届きそうな価格まで迫ってきていたら一旦その辺りで利益確定してしまった方が安全です♪

こちらはドル円の4時間足チャートです。
下の水平線では、左側にある長い上ヒゲの陰線が過去の高値となっており、ここで買いポジションを保有し続けた場合、結果的にその後上昇して利益が伸びる展開となりました。
一方、上の水平線では、更新された高値付近まで価格が戻ることなく、そこから一気に大きく下落しています。
このような大陰線を事前に予測するのは難しいですが、少なくとも直近高値付近で一旦利益確定をしておくことでリスクを避ける判断ができたと言えるでしょう。
下のケースのように「楽観的にポジションを保有していても結果的に利益になる」こともありますが、上のケースのように急落によって利益を吹き飛ばすリスクもあるため、安全を重視するなら過去の高値(または安値)での利確を意識するのが賢明です☆
水平線はチャート分析の基礎基本!
水平線は、ただ横線を引くだけのものではないということがお分かりいただけたかと思います☆
キリ番やレジサポラインといった水平線は、専業のプロトレーダーでも頻繁に意識している重要な要素です。
プロが注目しているということは、それだけ相場における優位性がある証拠ですので、ぜひ意識して使ってみてくださいね♪
こういった分析は、デモや過去検証だけではなかなか感覚が身につかないこともあります。
そのため、たとえ最小ロットでも、実際のトレードで経験を積むことが最も効果的です。
まだリアルトレードを始めていない方は、悩みすぎる前にまずは行動!
水平線を引く練習をどんどん積み重ねていきましょう☆
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