FXチャートパターン完全攻略!勝率を上げる分析法

テクニカル分析

ども!

最近、気づいたらここ10年ほぼ天然水生活をしていたっぽいのが分かって、自分の健康志向に誇りを感じ始めてます(笑)

なんか水を中心に飲み始めてからというもの、ジュース類があまり飲みたくなくなったんですよね~、炭酸飲料の中には10年以上飲んでないやつもある(笑)

今回は、チャートパターンを完全攻略することをテーマにしています。

チャートパターンとは、トレンドの継続や転換時に頻繁に現れる形状のこと。このパターンを理解し、実践で活用できれば、動きを先読みして利益を狙うことができ、トレードの精度が格段に向上します。

最強のトレーダーへの一歩をさらに踏み出すために、ぜひこの記事でチャートパターンの基礎から実践までを学んでみてください!

また、チャートパターンが発生した時、どのあたりからエントリーをするべきか悩む方もいるでしょう。

そんな時にプライスアクションの知識があればその判断を補強してくれますよ☆

その記事については下記の記事から読めますので、どうぞご参考に♪

チャートパターンについて

チャートパターンは、過去の相場で起こったような形状が発生する現象のことを指します。

この現象がなぜ起こるのかといいますと、市場参加者の心理が反映された結果として形成されるからですね☆

相場は人が動かしているものなので、過去も現在も(そしてこれから先も)チャートパターンは発生するわけです!

チャートパターンは多岐にわたりますが、このトレンド転換の『ヘッド&ショルダー』とトレンド継続の『フラッグ』を紹介してみました☆

これから様々なチャートパターンをご紹介していきますが、この2つのような形をチャート上で発生するんだよ~というのがお分かりいただけたかと思います。

トレンド継続型のチャートパターン

トレンド継続型のチャートパターンには

  • 三角保ち合い(ペナント)
  • フラッグ

この2つがありますので、これらについて解説していきますね♪

三角保ち合い(ペナント)

三角保ち合いとは、このような形状でチャートが形成されるチャートパターンです。

高値と安値を見て頂ければお分かりになると思いますが、徐々に収束してきているのが分かりますね。それと同時に値幅も小さくなってきています。

これは市場の心理的には

  • 買い手と売り手の均衡
  • エネルギーの蓄積(爆発した時が大きく稼ぐチャンス!)
  • ダマシの可能性

これらが当てはまります。

買いと売りが均衡状態になることにより、徐々に値幅が小さくなっていますよね、これは市場では売りと買いの力が拮抗し、どちらに動くか慎重に見極めようとする状況です。

値幅が小さくなっていうことは、トレーダーたちが『もっとポジションを持ちたい!』等、エネルギーを貯めていることが分かります。

またダマシについても注意が必要です。一時的にラインをブレイクしたとしても、ダマシ勢によって価格がすぐに元に戻る可能性が考えられますので、明確なブレイクサインがでてからエントリーするのが安全です☆

このように、ラインに対する反発と安値切り上げができていると、ダマシの可能性は低くなるので、こういったところで順張りエントリーをしましょう♪

実際のチャートで見るとこんな感じです!

実際のチャートなので、ラインは引きづらくなってしまいますが、このように高値と安値を引き、徐々に値幅が小さくなっているのが分かります。

そして上にブレイクしたと思ったら…?一旦の調整波、そしてラインまで下落したのち、大きく上昇!という流れですね。

最初は全員上手くラインを引くのは難しいかもしれませんが、とにかく実践実践!たくさん引いてトレードして慣れていきましょう♪

また、三角保ち合いには、上昇を示す上昇三角保ち合いと、下降を示す下降三角保ち合いがあります。

私が最初解説したのは上昇三角保ち合いなのですが、下降の方も上昇の逆で考えれば簡単に分かりますよ♪

フラッグ

出典 photo AC

続いては、フラッグについて解説していきますね♪

フラッグとは、その名の通り、チャートの形状がフラッグ(旗)のように見えることからそう呼ばれているチャートパターンです。

フラッグにも、三角保ち合いと同様に、上昇と下降の2つがあります。

フラッグは、トレンド継続型に該当するため、この調整波は、あくまで一時的な下落(上昇)なので、ブレイクアウトのタイミングを見極めることが重要ですね♪

これに関してはインジケーター等のテクニカル分析を駆使して見極めていきましょう!

実際のチャートで見ると、上昇フラッグの場合はこのような形状があります。

一目で分かるかと思いますが、一旦上昇して、チャネルラインを綺麗に引けるくらい綺麗な調整波があったのち、再び上昇という流れです!

トレンド転換型のチャートパターン

転換型のチャートパターンには

  • ダブルトップ / ダブルボトム
  • ヘッド&ショルダー / 逆ヘッド&ショルダー
  • トリプルトップ / トリプルボトム
  • ウェッジ(反転型)
  • ソーサートップ / ソーサーボトム

等があります。継続型よりも数は多いですが、覚えてしまえばなんてことはないので、サクッと覚えてしまいましょうね!

ダブルトップ / ダブルボトム

ダブルトップとは、価格が2回高値をつけた後、下落するパターン(下降トレンドへの転換)のことをいい、ダブルボトムとは、価格が2回安値をつけた後、上昇するパターン(上昇トレンドへの転換)のことをいいます。

ダブルトップは『M』の形をしていて、ダブルボトムは『W』の形をしているのが特徴ですね☆

またこの赤線と青線のことを『ネックライン』と呼びます。エントリーをする際は、このネックラインを明確に超えてからエントリーするようにしましょうね♪

ちなみに実際のチャートだとこのような感じです!

ネックラインをブレイクする前に、一度反発して再びブレイクチャレンジして超えているのが分かりますね。

市場もこのネックラインを意識しているということです。

ここでもエントリーする時は、ブレイクした後のある程度の押し目が形成されてからエントリーするのが安全です☆

ヘッド&ショルダー / 逆ヘッド&ショルダー

ヘッド&ショルダーというチャートパターンがありますが、このチャートパターンを理解すれば、ダブルボトム/トップと同様、トレンド転換を見抜き、精度の高いトレードが可能になります!

ヘッド&ショルダー

ヘッド&ショルダーは、上昇トレンドの終盤に現れる反転パターンで、以下の3つの山で構成されます。

  1. 左肩(Left Shoulder):最初の高値をつけた後、軽く下落。
  2. ヘッド(Head):左肩より高いピークを形成し、その後下落。
  3. 右肩(Right Shoulder):ヘッドほど高くないピークを形成し、再び下落。

この形が完成し、ネックライン(左肩と右肩の谷を結ぶライン)を下抜けると、下降トレンドへの転換が確定し、売りシグナルとなります☆

こちらが実際のチャートで発生したヘッド&ショルダーですね。

見てみると、ネックラインを下抜けした後に、一旦戻り高値を形成して再び下落していますね。

私

こういった綺麗な形成をしている時にエントリーしていきたいところだね!

逆ヘッド&ショルダー

逆ヘッド&ショルダーは、下降トレンドの終盤に現れる反転パターンで、通常のヘッド&ショルダーを逆にした形です。ネックラインを上抜けると、上昇トレンドへの転換が示唆されます。

こちらは逆ヘッド&ショルダーの実際のチャートになりますが、さきほどのヘッド&ショルダーのチャート画像と比べて、ネックラインを超えた後の値動きが、上昇の方向なのは分かるのですが、すごい入り乱れている相場ですね。

ちゃんと損切りラインを設定してそれを順守するようにしましょうね♪

トリプルトップ / トリプルボトム

トリプルトップ

トリプルトップは、上昇トレンドの終盤に現れる反転パターンで、以下の3つの山で構成されます。

  1. 第1の高値:価格が上昇し、一度下落。
  2. 第2の高値:前回の高値とほぼ同じ水準まで上昇し、再び下落。
  3. 第3の高値:再度同じ水準まで上昇するが、突破できずに下落。

この形が完成し、ネックライン(3つの谷の底を結ぶライン)を下抜けると、下降トレンドへの転換が確定し、売りシグナルとなります☆

実際のトリプルトップが出現したチャートですが、教科書通りにいつも綺麗に出現するわけではないのでご注意を!

トリプルボトム

トリプルボトムは、下降トレンドの終盤に現れる反転パターンで、以下の3つの谷で構成されます。

  1. 第1の安値:価格が下落し、一度反発。
  2. 第2の安値:前回の安値とほぼ同じ水準まで下落し、再び反発。
  3. 第3の安値:再度同じ水準まで下落するが、突破できずに反発。

この形が完成し、ネックライン(3つの山の頂点を結ぶライン)を上抜けると、上昇トレンドへの転換が示唆されます☆

こちらの実際のチャートでは、斜めな形状でありながらも、ちゃんとトリプルボトムとして機能し、上昇しているのが分かりますね☆

上昇後の一旦の調整波が発生しているので、このような展開になることも警戒しつつ練習していきましょうね♪

トリプルトップ/ボトムとヘッド&ショルダー/逆ヘッド&ショルダーの違い

トリプルトップ/トリプルボトムは、3つの山や谷がほぼ同じ水準に形成されるのが特徴で、そこからトレンド転換が発生します。

一方、ヘッド&ショルダー/逆ヘッド&ショルダーは、中央の頂点(ヘッド)が最も高く(または低く)、両肩(ショルダー)はそれより低い(または高い)位置に形成されるパターンです。その形状がまるで「頭と両肩」のように見えることからこの名前がついてるわけですね~

ヘッド&ショルダーの方がより明確なトレンド転換シグナルとして認識されることが多く、一方でトリプルトップ・トリプルボトムはダブルトップ・ダブルボトムよりも強力な転換シグナルとして扱われます!

ウェッジ(反転型)

ウェッジは、高値と安値が徐々に収束する形状を持つチャートパターンで、以下の2種類があります!

  1. 上昇ウェッジ(Rising Wedge):価格が上昇しながら収束し、最終的に下落する可能性が高い。
  2. 下降ウェッジ(Falling Wedge):価格が下降しながら収束し、最終的に上昇する可能性が高い。
私

ウェッジは、トレンド継続型のパターンとして扱われることもありますが、実際には反転の可能性が高いため、今回は継続型の解説は割愛します。

上昇ウェッジ

上昇ウェッジの特徴としては

  • 高値・安値が切り上がりながら収束。
  • 買いの勢いが徐々に弱まり、最終的に下落することが多い。
  • 弱気の反転パターンとして認識される。

といった特徴があります♪

実際のチャートはこちらになります。

これにトレード戦略としては

  • ネックライン(下限のトレンドライン)をブレイクしたら売りエントリー
  • 偽のブレイクアウトを避けるため、出来高の増加を確認してからエントリーすると精度が上がる。
  • 目標価格は、ウェッジの最大幅をブレイク後に適用。

といった具合にトレードをしていきます☆

下降ウェッジ

下降ウェッジの特徴としては

  • 高値・安値が切り下がりながら収束。
  • 売りの勢いが徐々に弱まり、最終的に上昇することが多い。
  • 強気の反転パターンとして認識される。

になります♪

こちらが下降ウェッジのチャートですね~

トレード戦略としては

  • ネックライン(上限のトレンドライン)をブレイクしたら買いエントリー
  • 偽のブレイクアウトを避けるため、リターンムーブ(ブレイク後の戻り)を待つ戦略も有効。
  • 目標価格は、ウェッジの最大幅をブレイク後に適用。

まぁ上昇ウェッジとほぼ同じ内容ですがこんな感じですねっ!

ソーサートップ / ソーサーボトム

ソーサートップとソーサーボトムは、トレンド転換を示唆するチャートパターンで、価格が緩やかなカーブを描きながら反転するのが特徴です☆

ソーサートップ

ソーサートップの特徴としては

  • 上昇トレンドの終盤に現れるパターン。
  • 価格が徐々に上昇し、ピークを迎えた後、緩やかに下降していく。
  • ネックライン(プラットフォームの安値)を下抜けると本格的な下落局面に入る。

これらが特徴になりますね♪

こんな感じのチャートになりますね~

もっと綺麗なチャート形成をするソーサートップもあると思いますが、このチャートもソーサートップの形をしているといえます。

ソーサーボトム

ソーサーボトムの特徴としては

  • 下降トレンドの終盤に現れるパターン。
  • 価格が徐々に下落し、底を形成した後、緩やかに上昇していく。
  • ネックライン(プラットフォームの高値)を上抜けると本格的な上昇局面に入る。

まぁトップとボトムは真逆の動きなので、特徴も逆ですね~

こちらがソーサーボトムのチャートです。これは絵に書いたような綺麗な形で、その後の値動きも理想形ですね☆

トレード戦略

ソーサートップ・ソーサーボトムは形成に時間がかかるため、他のチャートパターンよりも気づきにくいことがあります。

それでも、このソーサートップ/ボトムのトレード戦略自体を立てることはできますね。

エントリーとリスク管理

  • ネックラインを明確に超えたタイミングでロングエントリー
  • 損切りはネックラインの少し下に設定し、リスク管理を徹底

確認すべきポイント

✅ 出来高の増加(買い圧力が高まっているか)
✅ ゴールデンクロス(短期MAが長期MAを上抜けているか)

条件を十分に満たしている場合、エントリーを検討することで、トレードの精度を高めることができます。

チャートパターンのみでエントリー判断は命取りッ!

チャートパターンについてのご紹介と解説はひとまずこれにて終了ですが、これのみでのエントリーは危険なのでやめましょう💦

貴重な自分のお金をただチャートパターンがでただけでエントリーしてはお金がいくらあっても足りなくなってしまいます。

その方向にエントリーするに値するエントリー根拠がそのチャートパターン含め複数ある場合にのみエントリーをするべきですッ

例えば、下落相場の時に

  • ダブルボトムが形成された
  • MTF分析的にも上方向
  • 移動平均線がゴールデンクロスした
  • ボリンジャーバンドがエクスパンション
  • ファンダメンタルズ的に上昇方向

といったように、複数の根拠をもって初めてエントリーに期待が持てるのです。

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